弁護士探し無料相談所

初心者でも簡単、弁護士探しのワンポイント

司法制度改革の実施により、今や3万人近いといわれている弁護士。
そんな急増している弁護士の上手な活用法を紹介します。

最近、テレビコマーシャルや新聞・電車内の広告などに法律事務所の宣伝が目立っています。
よくも悪くも、弁護士や法律事務所などはいぜんよりずっと身近に感じられるようになってきたと言えます。
しかし、やはり一般の人にとっては一生に一度お世話になるかならないかという程度のサービスです。
決して安くはないため、弁護士を選ぶ際には慎重に考えたいものです。

弁護士を活用するには、電話での相談、面談、そして契約へとステップを踏んでいくのが常識です。
料金についての相場観を持ってこのステップをしっかり踏まえなければ、後になって高額の成功報酬を請求されて驚くなど、痛い目にあいかねません。

ここでは、弁護士サービスをこれまで使ったことがない初心者の人を対象に、弁護士を上手に活用するためのポイントをまとめました。
弁護士へのアクセス方法から、よい弁護士の見分け方、弁護士にいい仕事をしてもらうための依頼方法のコツなどを押さえておきましょう。

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弁護士の現状

弁護士（べんごし）とは、法的手続において当事者の代理人、被告人の弁護人として法廷で主張・弁護等を行うほか、各種の法律に関する事務を行う職業、またはその資格を持った人のことをいいます。
当事者の代理人としての委任契約等で報酬を得ることができ、日本では、その職掌・資格に関しては弁護士法などで規定されています。

その弁護士の世界では今、大きな変動が起こっています。
司法試験の合格者はかつての年間500人程度から、今では2,000人以上になり、そのうち司法修習を終えて裁判官と検察官になる約200人を除いて、およそ9割が弁護士登録するため、弁護士人口は10年前と比べて約7割増の2万8800人へと急増しています。

この増加により、弁護士がゼロもしくは1人しかいない深刻な弁護士過疎の状態にあった地方都市が、今ではほぼ解消された。
また、弁護士1人当たりの国民数も欧米諸国の水準に向け改善基調になっている。

しかし、その一方で無視できない大きなひずみとして、以前なら決して合格できなかったレベルの弁護士が生まれてくることによる、弁護士の質の低下も懸念されています。