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「市民に身近な司法を」 京都弁護士会長に小川氏

 京都弁護士会は19日、平成23年度の会長に小川達雄弁護士(58)を選出した。また副会長は黒澤誠司(44)、松本智之(43)、辻孝司(42)、戸田洋平(37)の4弁護士に決まった。任期はいずれも4月1日から1年間。

 小川弁護士は同日、京都弁護士会館(京都市中京区)で記者会見し、「市民にとって身近で頼れる司法を作ることに尽力したい」と抱負を述べた。司法の存在を広く知ってもらうために、広報活動を活発に行うという。

 また、裁判員裁判については「平成24年の見直しに向けて、今年1年間で十分に検討し、京都弁護士会としての意見をまとめたい」と語った。

 小川弁護士は京都市出身で立命館大卒。昭和57年に弁護士登録。京都弁護士会の副会長を経て、日弁連の司法改革調査室長や事務次長などを歴任した。

ニュースソース:産経新聞

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