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日弁連会長選 上位2人で再投票に…山岸氏と宇都宮氏

 2年に1回行う日本弁護士連合会の会長選挙は10日の投開票で、立候補者4人全員が当選基準を満たせず、来月14日に上位2人による再投票を行うことになった。1位の元日弁連事務総長、山岸憲司氏(63)と2位の現職、宇都宮健児氏(65)の決選投票となる。再投票は、現行の選挙方式となった75年以降で前回(10年)に続いて2回目。

 他に立候補していたのは、元日弁連副会長、尾崎純理氏(64)と元第二東京弁護士会副会長、森川文人氏(49)。日弁連の仮集計によると、投票率は62.34%。山岸氏が7958票▽宇都宮氏が6608票▽尾崎氏が3318票▽森川氏が1805票を獲得した。旧来型の派閥選挙を展開した山岸氏が、無派閥選挙に徹した宇都宮氏を上回った。

 会長選の規定では、全体得票数1位の候補者が、全国52の地方弁護士会のうち3分の1以上(18会以上)で1位でなければ、当選できない。山岸氏は12の地方弁護士会を制しただけで条件をクリアできなかった。一方、宇都宮氏は37会を制し、地方の圧倒的な支持を得たが、東京や大阪などの都市部で山岸氏に大きく差をつけられた。

ニュースソース:毎日新聞

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